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九州はほとんど真冬を感じる事もなく、間もなく春を迎えようとしています。
3月、旅立ちの季節、巣立ちの季節でもありますが、寒暖差アレルギー、花粉症、乾燥肌の季節でもありますから免疫力を上げて、気分良く過ごしましょう!
ということで今回は『寒暖差アレルギー』についてお話しします。
『寒暖差アレルギー』となる原因
未だ聞き慣れない『寒暖差アレルギー』とは、医学的には『血管運動性鼻炎』といい、アレルギーという名前でも、アレルゲンやウイルスは存在しないのが特徴でほんの数年前から患者数がうなぎのぼりの現代病です。
その原因は、激しい気温の変化により自律神経がそれに追いついていけず、鼻の粘膜などの毛細血管がコントロールできなくなることで起こります。
自律神経とは簡単に言うと、内臓や血管の働きをコントロールし、からだが元気で過ごせるように整える神経の事で、自分の意志とは関係なく動いているわけで、寒くなると縮み、暑いと広がる血管が、激しい寒暖差で血管の収縮がそれに追いつけなくなり、自律神経が誤作動を起こしてしまうわけです。
自律神経を整えるための生活改善が大事
主な症状は、鼻水、鼻づまり、咳、くしゃみ、頭痛、蕁麻疹、苛々、食欲減退、胃腸の不振などです。
花粉症とよく似ていますが、目のかゆみがないのが大きな違いで、高熱が出ないのが風邪との大きな違いです。
では寒暖差アレルギーの予防策は?ということになりますが、原因が自律神経の乱れなので、生活環境の中での対策療法しかありません。
特別なことではありませんが、
・からだを温める
・リラックスして副交感神経を優位に立たせる
・適度な運動をする
・バランスの良い食生活を心がける
健康維持のための基本的な生活を改善する事こそが大事なことです。
日頃行える具体的な対策は?
1:3つの首を温める
手首・足首・首という3つの首を温めることで、血液の流れが良くなり体も温まりやすくなるので、マスク、マフラー、靴下、ひざ掛けなどを使い、からだを冷気から守ることが大事です。
一番のオススメは『腹巻』ですね(^^)
2:毎日10分軽めの運動
ストレッチやウォーキングなどの軽めの運動を毎日10分はやりましょう。
激しい運動を急にやると細胞が酸化しますので、軽い運動がオススメです。
3:バランスの良い食事
タンパク質、ミネラル、ビタミン、脂質、糖質、鉄分、ちゃんと食べてくださいね。
とくに近年は隠れ貧血が男性にも増えています。
糖質や炭水化物、肉は太るから摂らないという方も多いですが、ちゃんと摂らないと代謝が悪くなりますので筋肉やお肌も衰えていきますよ。
肉は、できるだけ鶏肉がオススメです。
ガン予防にも有効です!
ほんの少しの心がけであの不快な症状から身を守りましょう!!!
今月の簡単ストレッチ
寝る前にやるとダイエットにも効果的な超簡単ストレッチ
1:寝転んだ状態で腕をバンザイして、手足を思いっきり伸ばす
2:伸びて気持ちいいと感じるとこで止めてゆっくり深呼吸をする(5回)
3:そのまま両手両脚を90度に上げる
4:手首足首をブラブラさせる(1分)
5:手足を下ろし寝転んだまま2を繰り返す
これをやって眠るとむくみ改善や睡眠改善にもなりますよ。
是非やってみてください♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
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せさき清香
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