こんにちは!
美的ココ編集部です。



外食後の歯磨きってすぐにできないことが多いですよね。

ショッピングモールのカフェやレストランで食べるご飯はいつもの食事とは違って、彩りも良いし片づけの手間もかからないし、何より美味しい!


でも、食事後すぐに

『歯を磨きたい!』

と思っても、お店のトイレでは他人の目があって恥ずかしく、なかなか歯磨きできないのがネック。

まわりの人がみんな磨いていれば気になりませんが、お店のお手洗いで歯磨きしている人なんてあまり見たことがありませんよね。

仕事のお昼休みに外でランチを食べる人も、職場にもどってから磨く人が多いと思います。


ですが、ご飯を食べたあと会社の人と会話する際に、ちょっと自分の口臭が気になることがありませんか?

✔ニラを食べた時。
✔辛い物を食べた時。
✔ニンニク料理を食べた時。



特に強いニオイがする物を食べたあとは、おしゃべりするたびに気になりますよね。

もし会社の人と話している時に、相手からムワッとしたニンニク臭が混じった息のニオイがしたら、とても嫌な気持ちになって思わず顔が引きつってしまいますよね。

そんな嫌なニオイを、実は、あなたも漂わせているかもしれないんです。
手で息のニオイを隠されていても、おしゃべりをするために開いた口からはとても不快なニオイがすることでしょう。


こんな時、せめて酷い口臭がしてしまう食べ物を知っておけば、ニオイをさせたくない時の料理をきちんと選んで事前に対策できますね!


だけど、もし息がクサくなってしまう料理をどうしても食べたい場合や、食べなくてないけないシーンがあった場合はどう対処すればいいのでしょうか?

今回は息がクサくなる原因強烈な口臭がする素の食べ物もし食べてしまった後の対策方法について紹介していきます!

気になる口臭!息がクサい5つの原因

私たちは自分の口から臭う不快なニオイ『口臭』と一括りにしていますが、そもそも口臭には5つの種類があります。


1.食事による口臭

ニンニク・ネギ・チーズなどニオイの強いものを食べたり、アルコール・タバコが原因で息が臭ってしまうこと。
食べ物の種類に関係なく、口内に残った食べカスを放置することでもニオイを発します。



2.生理的口臭

朝起きた時やお腹が空いた時におこる不快な口臭のこと。
また、女性はホルモンバランスの乱れにより生理中や前後に息のニオイが強くなることがあります。



3.病的口臭

病気によって強い口臭がしてしまうこと。
これには様々な原因があり、症状によるものや薬によるものもあります。



4.ストレスによる口臭

イライラやドキドキなどのストレスで唾液が減り、口臭が強くなること。
『緊張で喉がカラカラになる』という現象は口臭にもつながっています。



5.心理的口臭

強い口臭があるという思い込みから、結果として自分から漂うほんの少しの口臭も許せなくなってしまうこと。
口臭に異常はないのに、息のニオイの恐怖心から気になりすぎてしまうケースです。



特に気になる口臭の原因は『飲食物による一時的なこと』が多く、歯の隙間・舌・頬の粘膜などの口内に残った食べカスがニオイの素になってしまうんです。

口の中に残っている食べ物が強いニオイならなおさら、吐き出される息はより強力なニオイに感じられてしまいますよ。

甘いひとときの天敵!強烈な口臭の原因になる7種類の食べ物

口から強いニオイを発生させる食べ物は意外とたくさんあります!

もちろん、どんな食べ物にもニオイがあるので『これを食べなければクサくない』ということではありません。

強いニオイのするものを口にすれば至近距離にいなくても、ある程度の距離が近づけば相手にツラい口臭を気づかれてしまうもの。


食後に大事な商談や会議が控えている時やデート中の時などは、大人のマナーとして口臭には気を配っておきたいですね。

口臭原因1:ニンニク

ニンニクが強い口臭になる原因、それは『アリシン』という成分。

料理されたり噛み砕かれたりして傷ついたニンニクは、空気に触れるとアリインという栄養分が酸化し、強烈なニオイを発する『アリシン』になります。

しかも、ニンニクのニオイの影響は口臭だけではありません。

体内で消化・吸収され血液として全身を巡り、体臭としてニンニク臭が2日間続くこともあるんですよ!

口臭原因2:コーヒー

気分をすっきりさせることに長けているコーヒーは、朝や作業の休憩時に飲むことが多いですよね。

ですが、コーヒーに含まれる微粒子は舌の表面に付きやすく、放っておくと口臭の原因になってしまいます。

特にお腹がペコペコの時や喉がカラカラの時にコーヒーを飲むと、口内の細菌が活性化。

また、胃酸の分泌も促してしまうので強い口臭につながっちゃうんです。

口臭原因3:ネギ類

ネギ・ニラ・玉ねぎといったネギ類の食べ物には、ニンニクと同じアリインという旨味成分が含まれています。

刻まれたネギ類に含まれるアリインは、酵素分解して薬味のある『アリシン』に変化。

この『アリシン』がニオイの原因です。

アリシンのニオイは念入りな歯磨きでも1~3時間続くといわれているほど、ガンコで強烈なニオイなんですよ!

口臭原因4:乳製品

牛乳・ヨーグルト・アイスクリームといった乳製品には、口臭を発生させる細菌のエサになる含硫アミノ酸という成分がたくさん含まれています。

そのため、口の中の乳製品を放置すると細菌が一気に増え、口臭がとても強く感じることがあります。

コーヒーにミルクをいっぱい入れるクリーミー派の人は、コーヒーも口臭の原因になってしまうので特に注意が必要ですよ!

口臭原因5:香辛料

唐辛子などの香辛料は舌の表面に付着して臭うだけではなく、胃腸に負担を与えて口臭を悪化させてしまう原因になります。

そして一番気を付けたいのは、欧米の人との会話前に香辛料が多く入った料理を食べないこと!

日本人や東南アジア系の人は料理に香辛料を多く使用するのでニオイになれていますが、アメリカ人にとって香辛料とは『口臭で最もツラいもの』とされているほどとても強い刺激なんですよ。

口臭原因6:アルコール

アルコールが直接的な口臭になることはありません。

しかし、アルコールを飲むと唾液の分泌量が減り口内もあまり潤わなくなってしまうので、口臭の原因になることがあります。

酔ったあとは歯磨きも忘れがちで歯の病気にもなりやすく、歯の病気からの口臭も問題になってしまうので、アルコールはほどほどにしておきたいですね。

口臭原因7:発酵食品

チーズ・納豆・キムチ・たくあんなどの発酵食品は、発酵過程で強いニオイの原因である脂肪酸硫黄化合物が発生します。

この発酵食品が原因の口臭は、口内で1時間ほど続くといわれているんです。


これで口臭の原因となる食べ物がわかりましたね!

ですが、こんなにたくさんニオイの素があると、どうしても食べなくてはいけない場合や、料理を注文してから気づくこともありますよね。

では、もし強いニオイのするものを食べてしまった場合はどうすればいいのでしょうか?

【口臭の緊急対策】食後のクサい息を防ぐ7つの方法とは?

『口臭を防ぐ=歯磨き』というイメージがありますが、口臭を防ぐ方法は歯磨きだけではありません。

もし歯を磨けない状況で食べ物による口臭が気になったら、消臭効果が期待できる食べ物やケア商品などで対処しましょう。

口臭対策1:レモン

レモンには抗菌作用のあるクエン酸が含まれています。

加えてレモンは酸っぱいので唾液の分泌を促してくれ、乾燥時にニオイやすい口臭にピッタリなんです!

口臭対策2:柿

柿にしか含まれていない『カキタンニン』という渋みの成分が口臭の原因を撃退!

カキタンニンは殺菌と消臭に高い効力を発揮するといわれています。

オススメのポイントは、ニンニクやニラなどのニオイの強烈なものにも対応できるというところ!

ただし、秋が旬の果物なのでスーパーで年中見かけることはありません。

口臭対策3:緑茶

緑茶には強い抗菌作用・殺菌作用・抗酸化作用が含まれる『カテキン』、唾液の分泌を促す働きをもつ『葉緑素(クロロフィル)』が含まれています。

口内の細菌を減らす働き唾液の洗浄効果から、緑茶は口臭予防にも優秀な飲み物です。

なんと、茶葉を直接口に含むとさらに効果アップ◎

口臭対策4:香り付き飴

香り付き飴に消臭のチカラはありませんが、香り付きなので嫌な口臭を上書きすることができます。

歯を磨くまでの一時的なごまかしとしての使用がオススメ。

口臭対策5:ガム

ガムは爽やかな香りのものが多いので、香り付き飴と同じように歯を磨くまでの一時的な口臭対策としてオススメ。

粘着質のガムは、口内に残っている小さな食べカスをお掃除してくれます。

また、噛む運動で唾液の分泌にもつながるので、口臭対策として食後に噛む人も多いのではないでしょうか。

口臭対策6:マウスウォッシュ

デンタルリンス・デンタルウォッシュともいわれるマウスウォッシュは、口臭予防や一時的に虫歯・歯周病を予防できる液体の口内洗浄剤です。

マウスウォッシュは2つの種類が存在していることを知っていますか?


『洗口剤』といわれるものは口臭予防・口中浄化をするもの。

『液体歯磨き』といわれるものは清掃剤が入っていない歯磨き粉が液体化したもの。


いずれも商品のパッケージに記載がされています。

口臭対策としては洗口剤のマウスウォッシュの方が優れています。

ウォッシュという言葉から勘違いしてしまいがちですが、『どちらも歯磨きが必須』なので気を付けましょう。

商品パッケージの使用用途欄にも、歯磨きが必要ということは必ず記載されているので確認してみてくださいね。

口臭対策7:サプリメント

口臭対策用のサプリメント製品は3つの種類に分けられます。


1つ目が口内ケアのサプリメント。
2つ目が腸内ケアのサプリメント。
3つ目が口内と腸内どちらもケアできるサプリメント。



食べ物が原因の口臭なら口内ケアで十分だと思うかもしれませんが、ニンニクやネギ類のように体臭まで影響してくる食材もあります。

しかも、食べ物は胃の中に入っても、ニオイは食道を通り口内から外へと漏れ出してしまいます。


なので、実は『口内』と『腸内』は同時にケアしないと、食事が原因で漂う口臭はきちんと防ぐことができないんです。

今の市場に出回っているほとんどの口臭ケアサプリは、『口内』『腸内』のどちらか片方しか対策できないものばかり。

しっかり商品の情報をみて、『口内』と『腸内』をどちらもケアできるサプリメントを選ぶようにしましょう。

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これらで対策したからといってニオイ対策が持続するわけでありません。

しっかり歯を磨いておかないと後からニオイがでてきたり、虫歯にもつながるので歯磨きができる環境に移動できたら、なるべく早めに磨いてあげるようにしましょう。

食後の歯磨きがクサい息を救う!口臭対策の必須事項

歯・舌・口内の粘膜に付着した食べカスから漂う不快なニオイは、歯磨きで食べカスを取り除くことでしか改善することができません。

また、乾燥は口臭を強くしてしまいますが、唾液で口内が潤うことによって嫌なニオイは抑えられています。

口内のニオイケアには歯磨き唾液が必須なんですよ。

口臭菌が大好きな歯石と虫歯

口の中の食べカスをそのままにしてしまうと歯に細菌がたくさん付き、歯垢(プラーク)になります。
歯垢は2~3日すると歯石になり、長い間放っておくと虫歯になってしまいます。


虫歯は、嫌なニオイのする菌が大量に住める場所です。

食べ物からのニオイと虫歯からのニオイが混ざり合って、口臭はより不快なものへと進化してしまいます。

治療を行わなければ嫌な口臭は消えないまま!
歯の病気にかかってしまった人は、早急に歯医者さんで治療してもらいましょう。

朝の口臭にも歯磨き

朝起きた時、口の中がネバネバしていませんか?

起床時はちょっと口内が気持ち悪いですよね。


昼間は食事やおしゃべりでの『顎の噛む運動』によって分泌された唾液の潤いで、口内のニオイのする菌が住みにくい環境を作っています。

しかし、寝ている間は顎を動かすことがないので唾液の分泌量は激減。

口内はニオイのする菌だらけになってしまっています。

寝ている間に潤いが少なくなり菌を繁殖させてしまった口内は、とても強いニオイが充満しているんです!


口臭対策には朝起きたらまずは歯磨きで口内の菌を洗い流してあげて、朝食後にもう一度歯磨きするのがとても有効です◎

食べ物選びと対策で守るオトナ女子の口臭マナー

口臭の原因になる食べカスは、外食時だとすぐに歯磨きで洗い流すことができません。

しかし、どんな食べ物が強いニオイを発生させてしまうのかを知っておけば事前に対策できますし、食べてしまった後も歯磨き時までの対策ができれば、食後の口臭が気になることはありませんね!


ですが、食べ物が原因の口臭は歯磨きでしか対処できません。

放っておくと嫌なニオイのする菌が大量に住める虫歯になってしまいます。

虫歯になると治療にお金も時間もかかり、さらにクサい息を漂わせることにもつながっちゃいます。


必ず外食から帰ってきた後は、早めに歯を磨いて口臭の素を取り除いてあげましょう。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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美的ココ編集部

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