こんにちは。
美的ココ編集部です!


もうすぐ6月です。
昨日梅雨入りしたので本格的な雨の季節がやってきます。

先日の福岡は最高気温が29℃と暑い中、昼間は晴れていたのに夕方から急に雨が降ってきて……。

その日はたまたま天気予報を確認していなかったので、夕方から雨が降るなんて知らなかったんです。

外に出る時にいつも持ってる日傘しか無かったので、雨を防げず髪が濡れてしまって大変でした!

毎日、日傘と雨傘の2本を持ち歩けばいいんですが、

『雨が降っていないのに雨傘を持つのは恥ずかしい。』
『買い物した時に荷物がかさんで邪魔になる。』
『折りたたみの日傘と雨傘2本でカバンをパンパンにしたくない。』

なんて考えると、やっぱり常備する傘は1本だけで良いと思っちゃうんですよね。

でも6月は紫外線(UV)の量が1年の中で7月、8月に次いで3番目に多い月なので、紫外線も気になるし、雨も急に降り出さないか不安になりますね。

日傘しか持っていなくて

『雨専用じゃないけど、まぁいいか。』

と日傘でしのごうとしても、繊維の隙間から水が滴って

『意味ないじゃん!』

なんてことに。

そんな時は『晴雨兼用の日傘』がとても便利ですよ!

外に出るとき常に1本持っておくと、お出かけ時の強い紫外線やとつぜんの雨を心配せず過ごせます。

だけど、いざお店に並ぶ晴雨兼用の日傘を買おうとすると『晴雨兼用』『雨晴兼用』の2種類の傘が並んでいるんです。

聞きなれた言葉は晴雨兼用ですが『晴雨兼用』『雨晴兼用』と書かれていたら、いったいどちらを買えば良いのか悩んでしまいますよね。

この2種類の日傘、使い方に違いがあるって知っていましたか?

『晴雨兼用』と『雨晴兼用』の違いは?

『晴雨兼用』と『雨晴兼用』の違いと聞いて

『晴ときどき雨用と、雨ときどき晴用でしょ』

と想像した方は正解です◎


2つの違いについて大まかに説明しますと

晴雨兼用:日傘として作られたもので、ちょっとの雨なら対応できる傘

雨晴兼用:雨傘として作られたもので、日傘としても利用できる傘

という感じです。


でも気になるのはどちらの傘が良いのかですよね!

『晴雨兼用』『雨晴兼用』の違いは作り方に秘密があるんです。

2種類の傘の作り方の違い

『UVカット加工』『UVカット素材』という言葉は夏が近づくと目にする機会が多くなりますね。

特にネットショッピングをよくする方だと、夏の洋服やサングラスなどを選ぶ時に

『UVカット加工機能付き!』
『UVカット素材使用!』

という文字を見たことがあると思います。

この2つの言葉、ほとんどの人が何となく同じだろうと思って商品を買っているかと思いますが、『加工』と『素材』の意味を考えてみると全く違いますよね!

✔加工=原料や素材に何かを加えて新しい物を作ること
✔素材=元になる材料

つまり……

UVカット加工の日傘:紫外線カットしてくれる成分で布部分をコーティングした傘。

UVカット素材の日傘:UVカット成分を練り込んだ糸で織った布を使用した傘。

ということ。

そしてこの方法で作られた晴にも雨にも対応できるそれぞれの日傘が


UVカット素材の日傘→晴雨兼用
UVカット加工の日傘→雨晴兼用


なんです♪

2種類の傘の特性とは?

UVカット素材を使った晴雨兼用の日傘は、水を弾く成分で日傘を防水加工しています。

そのため布の繊維の隙間に入ろうとする大量の水に耐えることができません。

だから晴雨兼用の日傘は、長時間の雨に耐えられない『晴メイン』の傘なんです!


逆にUVカット加工がされた雨晴兼用の日傘は、紫外線をカットする成分で雨傘をコーティングしています。

こちらも大量の水でコーティングが流れると、紫外線をカット効果はなくなってしまいます。

雨晴兼用の日傘は雨が降るとUVカット効果をなくしてしまうので『雨メイン』の傘になるんですよ!

長く使いたいなら雨メイン!

このタイトルを聞いて『あれ?』と感じているかもしれないですね!

『さっき雨メインはUVカット効果をなくすって……』
『コ―ティングが雨で流れるってことはどちらも変わらないんじゃ……』
『UVカットなくす傘より、長時間の雨に耐えられない方がマシでしょ……?』

晴・雨の兼用傘として使うなら、少しの雨も防げる晴メインの傘の方がいいのでは?と思いがちです。

でも、使いようによっては晴メインよりも雨メインの方が長く使うことができちゃいます♪

そもそも日傘のUVカットは『紫外線を遮断する』という意味だけではないんですよ!

傘の『UVカット』真の意味

カットと聞くと切るという意味合いから『UVカット=紫外線を遮断する』ととらえがちですが、その答えは△です。

UVカットは

✔太陽光の『反射』
✔太陽光の『吸収』

という2つの仕組みによって紫外線から私たちを守ってくれています。

1.傘の布部分が紫外線と共に太陽光を反射します。

2.繊維から漏れそうになる紫外線を布に含まれるUVカット成分もしくは、コーティングしているUVカット成分が、紫外線を吸収します。

反射+吸収=強いUVカット効果
が発揮されるんです!

紫外線の吸収には限界がある

吸収って吸い取ってため込むことですよね。

水道の蛇口をひねってビンに水を入れていくと、溢れてこぼれます。

このように、紫外線をため込むといっぱいになったら溢れてこぼれてしまいます。
吸収にも限界がきてしまうんです。

全く雨にぬれていない日傘も2~3年でUVカット効果が無くなるといわれています。

晴メイン・雨メインどちらの傘も雨にぬれるとUVカット成分が流れていき、1年くらいで効果が失われてしまうんです。

長持ちの秘訣はUVカットスプレー


例えば、あなたが本格的に紫外線が強くなる6月から、買ってきたばかりの新しい晴・雨兼用の日傘を使うとします。

6月梅雨の季節で雨がつよく、長時間降り続きます。

晴メインの日傘をさすと強い雨には耐えれず、長時間にわたって雨が降り続けると6月どころか、雨の日の1日でさえ乗り切ることができません。
繊維の隙間から漏れた雨水で、あなたは全身ビッショリ濡れてしまいます!

防水スプレーは一時的な雨にしか対応できません。

7月・8月台風がきて雨が降りだすことがあります。
夏に予告なく降るゲリラ豪雨なんて晴メインの傘は雨に耐えられませんよね!


対して雨メインの日傘をさすと強い雨や長い時間ずっと降り続く雨に、あなたは濡れることなく快適で過ごせます♪

傘にはすでに紫外線『反射』効果があるので大きな心配はしなくても大丈夫ですよ。

布用のUVカットスプレーは強い雨が降らなければ、吹きかけてから約1ヶ月ほど効果が持続
するものもあります。

経済的にも雨メイン(雨晴兼用)の日傘布用のUVカットスプレーの2つを買っておくことがオススメなんですよ!


『じゃあ雨メイン雨晴兼用の傘で何年も過ごせるね』

と思ってはいけません!
日傘は太陽光を受け止めて色褪せしちゃうので、1年越しに買い替えした方が良いですよ♪

買う前に確認しておきたい3つのポイント!

傘には様々な色やカタチが存在します。

折り畳めるか畳めないか、傘をつくる土台になる骨の数、より効果のある色。

あとはなんと言っても、売られている傘を購入前に開けて確認しても良いのか事前に知ってからお店にいきたいですね!

今すぐ買っておきたい!雨晴兼用日傘のベストな『カタチ』選び

雨晴兼用傘にも色々な形がありますが、いっぱい有りすぎてどんな形を買うのがベストなのか迷ってしまいますよね。

『やっぱりUVカット効果が一番ある傘でしょ。』
『ある程度の風に耐えれる強度が欲しい。』
『なるべく軽い方がいい。』

色々な希望はありますが、雨晴兼用傘で一番重視したいのはやっぱりカバンに入るコンパクトさですよね。
女性としてはデザインも重視して選びたいですね!

そこで、女性の『こんな日傘が良い!』を考えて厳選した雨晴兼用傘の条件がこちらです♪

2段折りたたみ式

2段折りたたみ式は3段折りたたみ式に比べて、折りたたむのが苦手な人でも良心的です。
コンパクトで、手持ち部分はU字型のかわいい物が多いんですよ!

骨がアルミ製・グラスファイバー製

骨がプラスチック製で軽量化されたものも良いですがとても折れやすいです。
アルミ製はお手入れをしなくては錆びるという特性がありますが、雨に濡れたあとしっかり拭けば錆びることなく風にも強いので長く使用できますよ!

お手入れが面倒だという方は、少しお値段が張りますが傘が風であおられて裏返っても折れない、グラスファイバー製を買うのがオススメです◎

骨が6本

傘の骨が6本なら軽くて可愛すぎずジーンズやフレアスカートなど、どんな洋服にも合わせやすいです。
骨数が多いほど重くなり可愛いさも増して洋服選びに悩んじゃいます。
軽いし洋服を選ばず普段使いしやすい骨6本が良いですよ!


折りたたむことが苦手な人はボタン一つで傘部分の開閉ができる『自動開閉式』を買うのがオススメです。

カタチはこれでバッチリですね!
あとは、どうせ買い替えるなら一番UVカット効果が強いものが買いたいですよね!

今すぐ買っておきたい!UVカット効果を上げる日傘の『色』選び

傘の反射やUVカット成分の吸収とは別に、色にもUVカット効果がありますよ。

白は太陽光を反射しますが、黒は太陽光を吸収します。
これは紫外線にもいえることで、白はUVを反射黒はUVを吸収してくれます。


UVカットは100%遮断できるわけではありません。

繊維の間を通る紫外線を白の反射では跳ね返すことができませんが、黒の吸収なら吸い寄せる効果を発揮し内側へ入り込まないようにしてくれます。

しかも黒の日傘は、空から降りてきた紫外線が地面で反射し顔に向かってきても内側の黒色の特性で日傘が吸収してくれるんですよ♪

これでも全ての紫外線を吸収してくれるわけではありませんが、白と比べて黒の方がUVカット率が高いんです!


でも黒は光を集める効果を発揮してしまうので、上から受けた光を吸収してどんどん暑くなっちゃうんですよね……。

その点、白は光を吸収しないので暑くならないし、見た目も爽やか涼し気で暑苦しい夏にとてもよく似合います。

つまり、日傘でもっとも効果的な色は『裏地が白、表地が黒』なんですよ♪
ぜひ探してゲットしたいですね!!

★5つの着こなし別!日傘のおすすめデザイン

おしゃれ好きな女性はUVカット効果や雨除けも大事だけど、デザインも大事!
毎日のファッションに合わせた雨晴兼用傘を数本持っておくのもアリですよ♪

・エレガント
優美さを演出したい時は柄なしの傘に大きめのフリルがまわりに使われた傘か、ブラックのバックカラーに大きめで淡い色の花柄が載った日傘がオススメです。
引き締まったシンプルさに華やかさをプラスすることで、上品な女性らしさが生まれます。

・クール
クールを演出したい時は装飾も柄もない単色カラーの日傘が◎
少し光沢の入った布地を選ぶと、よりハイクラスで知的なカッコイイ女性に仕上がります。

・キュート
可愛らしさを演出したい時はフリルレースがふんだんにあしらわれた、先端が長めに出ている日傘を選びましょう。
キュートなファッションが更に可愛らしくまとまります。

・カジュアル
脱力系を足して演出したい時は思いきった柄物を選びましょう。
特にボーダーや大きい水玉は、おしゃれなカジュアルさんの強い味方になりますよ。

・フェミニン
大人っぽい可愛らしさを演出したい時は柄物ではなく単色カラーに、傘の周りに単色で花の刺繍やプリントがされた日傘がオススメ。
主張しすぎないデザインがキレイで可愛らしい女性にしてくれます。



多種多様なデザインにあふれた傘は、ただの日除け・雨除けだけではなく今やファッションの一部として女性を楽しませてくれます。

自分好みの素敵な傘で街を歩くと、ツラい猛暑や憂鬱な雨でも自然に気分が上がり足取りも軽くなりますね♪

買う前の最終確認!店頭での傘選びのポイントは『開閉確認』にアリ

店頭に行くと、全体がどんな傘なのか気になりますよね。

折りたたみ式の傘は開けても良いのかわからず、そのまま折りたたんで収納されている外見だけで購入してしまいがちではないですか?
今まで雨晴兼用の日傘『カタチ』『色』の選び方をお伝えしましたが、外見だけで判断しては全てを確認することができません!

✔折りたたみ段数
✔傘の素材
✔骨の本数
✔内側の色

この確認と、あなたが一番好みの『デザイン選び』にも開閉確認は重要なことです!

でも開閉確認って、どのお店でも行ってよいのか気になりますよね?


一般的にお店で傘の開閉確認はOKです!

ですが、折りたたみ傘は折り目が複雑で自分で収納すると違う折り目をつけてしまったり…、元の状態にもどすのは大変ですよね。
なので、開閉確認をしたい時は店員さんに話してみましょう。

1.店員さんに『傘を開けて確認してもいいですか?』と声をかけましょう。

2.傘を広げる範囲に人がいないことを十分確認し、気になるものを広げましょう。

3.買うか買わないかを決めましょう!

購入するとき⇒自分で収納してそのままレジへ持って行きましょう!

購入しない時⇒もし開けた傘が気に入らずに買わないでおこうと決めた際は、店員さんへ収納をお願いしましょう。


中には傘の売り場に

『開いた折りたたみ傘はカバーに収納せずにそのままスタッフへお渡しください』

という注意書きがされている場合もあります!


傘は折り目が美しくないと売り物にならない商品です。
無理に自分で収納はせず、店員さんに任せましょう。


2段折りたたみ式かどうか知りたい時は、なんと広げずに確認できちゃいます♪
傘を広げた時のフチに布と骨を結ぶ先端(露先)がありますが、折りたたんだ状態の持ち手部分側に、この先端が見えている傘が2段折りたたみ式なんです。

商品によっては箱やビニール袋に包まれている傘もあるので、開閉確認は必ず店員さんに確認するようにしましょう♪

最強⁈晴雨兼用の雨メイン折り畳み傘

私自身もこの普段使いのしやすさコンパクトさ折り畳みの面倒さ効果的な色を考慮して今年の日傘を購入しました♪

翌日、日差しの強かったので早速さしてみました。
写真を撮ってみたので、ぜひ見てください♪


▲コンパクトな2段折りたたみ式。今年はお財布に優しいアルミ製を買いました。


▲開いてみると骨6本の効果で、フリルがあっても可愛すぎず上品です。


▲表地が白で爽やか、裏地が黒で照り返し対策もバッチリです。


この日はお休みだったのでこのまま日傘をさして過ごしました。

裏地が黒だから暑いかもと心配していましたが、とても涼しくて快適でしたよ♪
帰宅して玄関で閉じる時、表地が白なので『傘が暑くてたためない!』ということもありませんでした。
2段折りたたみ式なので収納もラクチン!

この日は1日晴れでしたが、せっかくの雨晴兼用傘なので早く雨天時にも使ってみたいです。

それでは早速あなたも傘を買いに行ってみましょう!

突然の雨でも慌てない余裕あるステキな生活を!

紫外線の強い日が6月から9月まで続きますが、この4ヶ月間は雨の日が多い期間でもあります。
特に6月は『雨』『紫外線』をどちらも対策しておきたいですね!

先日に梅雨入りしているので急いで準備しておきましょう。

『雨晴兼用傘』雨と紫外線は十分しのげます!

布用のUVカットスプレーとセットで持っていれば毎日バッチリUVカットできて、もっと安心ですよ◎

『バッチリUVカットしたい!』という方は外側は明るい白内側は暗い黒を選びましょう。

2段折り畳み式の雨晴兼用傘を1本カバンに忍ばせて、お肌に刺さる紫外線や急な雨でのペタ髪を心配せず、余裕をもって蒸し暑い日々を乗り切りましょう!



最後までお読みいただきありがとうございました。

美的ラボショッピングサイトにも、ぜひお立ち寄りくださいね♥

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美的ココ編集部

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