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本年もよろしくお願い致します。
新年スタートを体の奥深くからリラックスしたいい状態にもっていくために、今年もぜひ私の開発したメソッドを習慣にしてみてください。
努力は必ず体に現れます。今回は筋膜ゆるめについてお伝えします。
第2の骨格と呼ばれる筋膜の大切さ
私たちの体にある筋肉は、すべて筋膜という薄い膜に包まれています。
全身のあらゆる筋肉を包んで形作っているため、「第2の骨格」とも呼ばれるほど重要な存在です。
偏った骨格の使い方のクセ、筋肉疲労(次第にコリや痛みとなります)の蓄積により、筋膜の癒着や歪みを生じます。
それを元に戻すためにはいくつかの手法がありますが、短時間で目に見える効果を出すテクニックのひとつに、私が提唱しているメソッド「筋膜ゆるめ」があります。
癒着している筋膜に圧とストレッチをかけることで体を本来あるべき状態・位置に戻す技です。
癒着がひどいと少々痛みを伴う場合もありますが、念入りに行うと体の軽さやビフォーアフターの激変ぶりには、目を見張るものがあります。
筋膜を整えるには、いくつか方法がありますが、私が筋膜ゆるめを開発した理由は、結果が確実で効果が長持ちするから。
たとえ1回でも体が変わる変化率にかけてはナンバーワン! 忙しい現代人の疲れを取るには、短時間で効果がでる筋膜へのアプローチは有効です。
筋膜メソッドは日本人向きの技術なんです
そして、筋膜を整えることは日本人の体質に合っています。
私たち日本人は体を丸め、縮める動きの方が得意がゆえに、筋肉は固まりやすい傾向にあります。
例えば包丁の使い方1つとっても、西洋人は押して切るのに対して、日本人は「スッと引いて切る」動きですよね。
お辞儀や畳といった日本人特有の生活スタイルの多くは体を丸く、内側へ内側へという動きが多いので、その形に合わせてぎゅっと筋膜が癒着しやすいのです。
放置して、固まり切った繊維なのだから、しっかり圧をかけてゆるめてあげる方が、私たち日本人を取り巻く体のリリースには合っている…というのが、私の考え方です。
筋膜はパーツごとに1枚というわけではなく、何層にも重なっています。
細かい筋繊維を筋膜が束ね、その束をまた筋膜が束ね、…という構造になっています。
その複雑さゆえに筋膜メソッドは技術習得の難しさがデメリットでした。
その難しさをときほぐし、誰でもご自身でできるようにしたのが朝井式筋膜ゆるめ!
今回は、肩こりをケアする筋膜ゆるめをご紹介します。どこでもご自身でできるメソッドなので、ぜひやってみてください。
肩こりスッキリ!効果絶大のつまみ筋膜ゆるめ
親指と人差し指、中指、薬指を使います。
コツさえつかめば癒着した筋膜を引きはがせるようになるので、習慣にしてくださいね。
②コリ部分をつかみ、力を入れた状態で1分キープ。癒着がひどい場合、筋膜が緩いで外れると音がすることもあります。
ポイント
指でつまむ部分が少ないと、効果が出づらいです。
大きな筋肉をつまんで、深いところからコリをほぐしてください。
コリや癒着がひどいと最初は少々痛い方もおられると思いますが、その場合は無理はせず、痛気持ちイイ圧で行ってください。
ゆるむほどにかける圧を強くしましょう。
筋膜ゆるめのポイントは、“もむ”。ではなく、“つまむ”です。
もみもみせずに、ぐっとつまんだまま圧を抜かずに挟んだままキープです。
そうしてゆるんでいく筋膜のすっきり感をイメージしてがんばってみてくださいね!
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朝井麗華
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