BITEKI LAB letterに関しては【こちら】をご覧ください。
バストと同じように体型でお悩みが多いのがくびれです。
一生懸命筋トレをしたり食事制限をしたりしてもうまく行かないのは、
根本的な原因を勘違いしているからかもしれません。
今回は肋骨・胸郭の働きについてお伝えします。
肋骨の開きに要注意!
「年齢を重ねるほどにアンダーバストが大きくなる」と思っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、
これを「脂肪がつくから仕方ない」と思っているとしたら大間違い。
もちろん代謝の低下などによって多少は脂肪が増えますが、
アンダーバストのサイズが変わる主な原因は、「肋骨の開き」です。
人間はリラックスしているときは大きく息を吐き出し、緊張したときには息を吸い込む性質があります。
仕事や家事、人間関係だけでもややこしいのに、さらにテレビや携帯電話が情報のシャワーを浴びせます。
こういう生活を続けていると、心身はずっと緊張しっぱなしなので胸郭の筋肉は固まり呼吸が浅くなります。
胸郭の動きも悪くなるので重力や他の部位の歪みの影響も受け、放っておくと胸郭はだんだん開いてしまうのです。
胸郭が開けば、それにつられてお腹部分も幅が出て、くびれがなくなるのは当然のこと。
開きっぱなしの胸郭は“蛇腹が伸びきったアコーディオン”みたいなものなので、新鮮な空気を取り込む力も落ちます。
さらに困るのは、横隔膜の動きが悪くなることです。
ポッコリお腹の原因はコリ固まった横隔膜!
ポッコリお腹、特に痩せているのにお腹が出ている方は、腸などの内臓下垂というケースがほとんどです。
横隔膜は胸郭の下側に横に走っている大きな筋肉なのですが、 胸郭の動きに引っ張られて上下運動をします。
これが内臓を刺激するのでまるで体内をマッサージしているかのような効果をもたらします。
ところが横隔膜の動きが弱まると、内臓の動きはにぶいまま。
こうなってしまったら、胸郭の筋肉をほぐすことが一番です!
肋骨はたくさんの骨が組み合わさってできています。
骨1本1本は肋骨と呼びますが、これが集まって心臓や肺を守っており、全体を胸郭と呼びます。
胸郭が膨らんだり縮んだりする動きに合わせて、肺が大きくなったり小さくなったりします。
この肺の動きで、新鮮な空気を取り込んだりいらなくなった空気を吐き出すわけです。
せっせと腹筋もいいですが、胸郭や横隔膜にも意識を向けてみましょう!
バストもくびれも整える『肋骨ほぐし』でくびれ美人
深く息を吐きながら、リラックスしてやってみましょう!
1.片方の手指を揃え、逆サイドの脇の肉をバスト側に集める。
2.もう片方の手をグーにして、第二関節の骨でわきからバストトップへ圧をかけながらさする
3.支えていたパーの手がバストトップまできたらパーの手を外して1へ戻り、同様に繰り返す。
グーを当てる位置はわきの下~アンダーバストまでの胸郭全体を網羅するように当てる
深く息を吐きながら行いましょう。
肋間筋のコリがひどく痛く感じる人は、無理はせずイタ気持ちいいくらいの圧で行ってください。
美的ラボショッピングサイトにも、ぜひお立ち寄りくださいね♥
朝井麗華
最新記事 by 朝井麗華 (全て見る)
- 自分のバストと向き合おう【麗華百果】 - 2022年2月12日
- 美乳の定義、間違っていませんか?【麗華百果】 - 2022年1月10日
- 肩コリはバストアップの大敵!体質改善は“根本”から【麗華百果】 - 2021年11月16日