こちらの記事は、BITEKI LAB letterより抜粋しております。
BITEKI LAB letterに関しては【こちら】をご覧ください。
こんにちは、朝井麗華です。
今年は暖冬と言われていますが、それでも寒いものは寒い。
冷えは美容にも健康にも大敵です。

インフルエンザなどにかかったり、体調を崩さないためにも体内の老廃物や不要なものは出せるよう、しっかり体を温める習慣を身につけてくださいね。

体温め!温めるだけの簡単デトックス

女性の9割に、多かれ少なかれ溜まっていると言われている水毒。

水毒とは、私たちが飲み物や食事から摂取した水分が、スムーズな循環のもと消化吸収されずに滞留(たいりゅう)してしまうこと、または汗や尿などから排出されず体内に過分に水分を保持してしまうこと。

冷え、疲労感、肥満、肌荒れなど、体にさまざまな悪影響を引き起こします。

そして水毒と冷えは密接に関係しています。

停滞した水のエネルギー(=水毒)が溜まっている状態の代表例は「むくみ」。
そして、足首にいつも靴下の跡がついている、手の指がむくんでいて手を握りづらいという人は、みんな体の冷えを感じているでしよう。

水は重力のあるこの地球上では体内で上から下へと流れる性質があるため、流れが悪くなると、体の下の方や末端に滞留することになります。
水の動きが鈍り停滞すると水毒状態となり、生産する熱量も低下するため体に「冷え」をもたらします。

中には、下半身に水が停滞しすぎて上半身に巡らず「のぼせ」のような状態になることも。

体の末端は冷えているのに、なぜか汗が出るという「冷えのぼせ」は、よく更年期の症状のひとつとしてあげられていますが、中医学の観点から見ると、水毒が原因の場合が多いです。

もし体が冷えたとしても、筋肉がきちんと機能する体ならば自力で熱を生み出すことができますし、特に下半身の筋力がしっかりあればポンプのように働いて、水を上半身に戻してくれます。

しかし、便利になった現代社会の日常生活では昔のように筋肉を使う機会は減り、さらにデスクワーク中心の生活では、なかなか筋肉を鍛える 機会に恵まれません。

体を温めれば、水は簡単に動く!

そこで、「体を温める」というアプローチを生活の中にどんどん取り入れることが必要になってくるのです。

お風呂に入るときに塩やバスオイルを入れてゆっくり浸かったり、食事をするときに体を温める食材を選んだり、肌着を工夫したり、ちょっとした心がけが水毒を動かすきっかけになります。

体を温めれば、停滞していた水は意外と簡単に動きます。
すると連動して気血の流れもよくなるので、全身がスッキリ、体が軽くなるのを実感できるでしょう。

冬の寒さに負けないようにしっかり体を温めてあげてくださいね!

汗と一緒に水毒も排出!塩アロマ風呂

水毒を排出する方法のひとつ、体温めでおすすめなのが「塩アロマ風呂」。
入浴をするときに、バスタブに塩を入れるというものです。
すでに市販の入浴剤を使っている方もいると思いますが、実は塩にも強力な温めデトックス効果があります。

汗だくになれる

塩分濃度が高い温泉は体が温まるといいますが、実際に、塩を入れた湯に浸かったほうが、普通のお湯に浸かるより温まり、入浴後の皮膚温度が長時間保て、血行改善にも◎

普通のお湯でも、ゆっくり浸かっていれば汗が出てきますが、塩風呂の方が汗が出るまでの時間が早く、しかも汗の量が増えます。
汗が出るほどに水毒も多く排出されます。

市販のバスソルトを買うのもよいですが、私のおすすめはどこにでも売っている食用の天然塩
精製されていない天然の塩であれば、スーパーで売っているものでOKです。

入浴剤に比べればとても経済的!
1回の入浴で大さじ山盛り1~2杯をバスタブに入れます。

■■ ポイント ■■

塩だけでもじゅうぶんですが、さらに香りをプラスしてリラクゼーション効果を高めてみては♪
リラックスすると筋肉が緩みやすくなり、より、汗をかきやすくなります。
好みのエッセンシャルオイルを植物オイルに数滴垂らしてよく混ぜ、それと塩を合わせたお手製のアロマバスソルトを作ってみて。
深い沈静効果がある精油には、シダーウッドパチュリーサイプレスジュニパーベリーなどがあります。
エッセンシャルオイルは、下記に紹介した効果効能で選ぶのもいいですが、ご自身が心地よいと感じる香り、好きな香りを選ぶのが一番オススメ!

お肌にトラブルを起こさない様、事前にパッチテストをしてからご使用くださいね。

・水分のとり過ぎタイプ(むくみやすい・胃腸が弱い人)
  ⇒ラベンダー、ローズマリー、ゼラニウム
・お疲れ腎臓タイプ(口が渇く・疲れやすい人)
  ⇒パチュリー、ジュニパーベリー
・体の冷えタイプ(痩せにくい・脚太りが気になる人)
  ⇒サイプレス、マージョラム




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最後までお読みいただきありがとうございました。

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朝井麗華

朝井麗華 経絡整体師・美容家/株式会社キレイカンパニー代表 臨床検査業界を経て、アロマテラピーや東洋医学を学び、中国整体推拿(スイナ)療法の素晴らしさに目覚め、推拿をベースに小顔整体や筋膜剥離などを取り込んだオリジナルメソッドを確立。 ゴッドhand・カリスマと顧客やメディアから評されるテクニックが瞬く間にタレントや美容業界へ広まり、肩こり・腰痛等一般的な症状の改善は元より、美容面では”痩せるサロン”や”小顔サロン”等、実力はサロンとして数々のメディアで紹介され、予約4年待ちの『日本一予約の取れない整体師』と呼ばれている。 全身へのホリスティックな施術法を提供する中、バストケアメソッド『乳トレ』の理論や施術法の的確さから『おっぱい番長』とも称されるようになり、体験者は必ずバストに良い変化やボディにメリハリが生まれ、からだの調子もよくなるとの定評がある。 施術以外にも、プロ向けの技術指導やワークショップ、サロン監督、グッズ監修、美容研究に関するセミナーや講演会、書籍出版をはじめ、TV・ラジオ等多数のメディア出演で専門家としての講師業も行う。 著書に、8万部ベストセラーとなった『おっぱい番長の乳トレ』(講談社)をはじめ合計11冊(国内10冊・海外1冊)、累計18万部を持つ。